見えないものは見えないまま見る
おいらは虎魚。
虎の魚と書いておこぜと読む。しがない魚だ。
今日は四諦。
お釈迦さまが菩提樹の下で悟り、最初に説いた教えが「四諦、八正道」だ。四諦は「四つの真理」と言われる。
苦諦 人生は思うようにならない
集諦 思うようにならない原因は煩悩
滅諦 煩悩を取り除けば解決
道諦 解決するには八正道の実践
八正道を実践すれば煩悩を取り除き思うように人生を送れるということだ。欲望や執着を完全になくすことはできないが、自分を律し欲望を少なくし、執着を減らすことはできる。「少欲知足」が大事だ。
正見 正しく見る
正思惟 正しく考える
正語 正しい言葉で話す
正業 正しい行いをする
正命 正しく生きる
正精進 正しく努力する
正念 正しい教えを守る
正定 正しく精神を持つ
ここでの正しいとはあるがままにだ。これを知り正しく実践すれば人生は思いのままとなる。やらねばそんだが、あるがままというのがミソだ。仏教で言う「あるがまま」は何もしないということではない。正しく見るには、見えてないことを見えたつもりにならないように。
虎魚